2018.07.29
建売住宅の家相でこんな実例が
ある建築会社が買った土地は丘を切り開いた小高い所にありました 。
そこに6軒の戸建住宅を建てて売り出した所、幸い5軒は直ぐに
売れました。しかし1軒だけはどうしても売れません。そこで社長は、
嫁に出した娘夫婦に住んでみないかと提案した所、婿は大喜びで幼子を
連れて引っ越してきました。
ところが、状況が変わってきました。引っ越してから娘夫婦が不仲になり、
毎日のように喧嘩が絶えなくなって、とうとう婿は家を出て行ってしまいました。
他の5軒のうち、若夫婦が入った家は妻が出て行ってしまい、そのまま
残ったのは子供のいない中年夫婦の2組だけでした。
このいきさつを2年後、前社長であるお父様から電話で知りました。
建てた家は6軒とも玄関が裏鬼門に、勝手口が表鬼門にある間取りなのでした。
私の経験でいうと、嫁が家を出て行ってしまったり、跡継ぎが出来ないという
ケースが多いのです。
家相を気にするしないは人それぞれですが、身近で実際に起きたと聞くと
とても気になりますね。家相が全てとは言えませんが、次の世代に繋がる
幸せな家づくりのお手伝いをしたいと思っています。 高島志英